エンドポイント管理へのエクスペリエンス セントリック (体験中心) のアプローチを推進する Nationwide 銀行

背景

90 年以上の歴史を誇る Nationwide 銀行は、世界有数の保険・金融サービス会社です。TeamViewer DEX プラットフォームを活用することで、Nationwide 銀行はエンドポイント管理に従業員中心のアプローチを採用することができ、コスト削減と、デバイスのセキュリティ維持を同時に実現しました。

課題

Nationwide 銀行のスコット氏のチームは、エンドポイント管理に対する堅牢なアプローチを採用していますが、勤務場所に関係なく従業員の体験を向上させるという事業全体のイニシアティブとの連携方法を改善したいと考えていました。つまり、従業員のデジタル体験と従業員ライフサイクルを定義するデジタル ワークプレイス チームと密接に協力し、コストを抑え、デバイスのセキュリティを確保しながら、従業員のデジタル体験（DEX）を向上させるエンドユーザー サービスの提供方法を再構築するということでした。

ソリューション

チームは、エンドポイントの管理とセキュリティ確保に必要なエージェントの数を減らすため、ツールの統合に着手しました。

TeamViewer DEX プラットフォームは、パフォーマンスの監視と管理を改善するという Nationwide 銀行の主な目標の達成に役立っています。TeamViewer DEX Analytics モジュールはエンドポイントの健全性に関するリアルタイムのデータを提供するため、チームはデバイスが必要なパフォーマンスを発揮しているかどうか、また発揮していない場合はパフォーマンスを向上させるために何をすべきかを知ることができます。このデータは、IT サポートの強化にも活用されており、より迅速かつプロアクティブな問題解決を実現します。また、ロールベースのアクセス制御により、デバイスへの影響範囲も最小限に抑えられています。その結果、解決までの時間が短縮され、ハードウェアのプロビジョニング コストが削減されました。

もちろん、Nationwide 銀行にとってもセキュリティは重要な検討事項です。TeamViewer DEX のエンドポイント自動化により、Nationwide 銀行は大規模な構成コンプライアンスの徹底を可能にしています。また、プラットフォームのリアルタイム性は、チームがその時点で自社環境内で何が稼働しているかを把握するうえで不可欠な要素となっています。スコット氏が言うように、同行では 3 万のエンドポイントに対して TeamViewer DEX エンドポイント トラブルシューティングのリアルタイム クエリを実行し、30 秒以内に情報を得ることができました。