2025/03/12

TeamViewer、デジタル・ワークプレースを実現する1Eソリューションの統合を発表

【2025年3月12日】 リモート接続とデジタル・ワークプレイス・ソリューションのグローバル・リーダーであるTeamViewer(読み方:チームビューワー)は、1Eによる従業員のデジタル体験管理(Digital Employee Experience:以下、DEX)ソリューションとの初の統合を発表しました。当社は、昨年12月、DEXソフトウェアのグローバル・リーダーである1Eの買収を発表しています。このソリューション統合より、Teamviewerのリモート監視および管理(RMM)ソリューションには、1Eのリアルタイム監視と自動修復機能が含まれるようになります。また、TeamViewer Tensorへのアクセスが1E DEXプラットフォームに直接統合され、シームレスでコンプライアンスに準拠したIT管理のための安全なエンタープライズ・レベルのリモート接続を提供します。さらに、TeamViewerのリモートサポート機能は1E DEX ServiceNow Integrationに組み込まれ、ITチームは、重要なエンドポイントの問題に即座に対処することが可能になります。これらの機能を組み合わせることで、高度なエンドポイントの可視化、自動修復、リモート専門サポートを通じて、強化されたIT運用とシームレスなユーザー・エクスペリエンスを提供します。

1E DEXの機能をTeamViewerの RMMに統合することで、中小企業は、IT運用に対して、より積極的でインテリジェントにアプローチすることができるようになります。ITチームは、ワークフローが妨げられる前に問題を予測し解決できるため、業務効率の向上、コスト削減、より良いユーザー・エクスペリエンスを担保することが可能になります。強化されたRMMソリューションにより、ITチームは、手動介入への依存を減らし、混乱を最小限に抑えながら、デバイスを積極的に監視、リアルタイムおよび過去のパフォーマンス・データを分析、トラブル・シューティングを自動化することができます。つまり、この統合によって、企業はIT管理に関して、待ちの状態から脱して積極的にアプローチできるようになり、スムーズで効率的な運用が実現できることになります。

同時に、TeamViewerのリモート接続へのアクセスは、1E DEXプラットフォームとServiceNow Integrationの両方にシームレスに組み込まれ、ITチームにエンドツーエンドのサポート体験を提供します。1Eのユーザーは、既存のインターフェースからリアルタイムのエンドポイント・データにアクセスし、直接安全なリモートサポート・セッションを開始できるため、プラットフォーム間での切り替えが不要になります。1E DEX内でTeamViewer Tensorを活用する企業ユーザーは、条件付きアクセス、ポリシーに基づいたコントロール、管理されたデバイス・サポートなどの高度なセキュリティ機能を利用して、労働力の生産性を維持しながらIT管理を強化することができます。これらの統合により、ITチームは、問題を迅速に解決し、チケットのバックログ(未処理・滞留)を減らしながら、混乱を最小限に抑え、業務効率を向上させることが可能になります。

TeamViewerの最高製品・技術責任者のメイ・デント(Mei Dent)は、次のように述べています。「1E買収以降わずか数週間で、このような強力な統合を実現できたことを誇りに思います。これは、当社で最高レベルのリモート接続と、1Eのリアルタイム監視および自動修復を組み合わせた、イノベーションと敏捷性に対する我々のコミットメントを反映しています。これらの機能により、ITチームは問題を迅速に解決し、シームレスな運用を維持するために、より積極的なアプローチを取ることができます。これは、デジタル・ワークプレースの形成と世界中の企業の従業員体験の向上における重要な前進と言えます。今後も、生産性と効率性を促進する統合ソリューションを提供できることを楽しみにしています。」

TeamViewerが発展し続ける中、これらの統合は、仕事をより良くするという、さらに広範なビジョンの基礎を築くものとなっています。それは、プロセスの拡張や自動化を可能にしながら、職場から摩擦を取り除き、組織が全体としてより生産的になるよう支援することを意味します。今後の開発では、AIを活用した自動化、より深い洞察、拡張されたコネクティビティを基盤として、障害を減らし、より良い成果を達成できるよう支援していきます。

お問い合わせ: TeamViewer広報代理 (FGSグローバル)
メール: [email protected]
担当: 長谷田(080 9898 5591)、鍋田(070 7467 8016)

TeamViewer (チームビューワー)について

チームビューワーはリモート接続プラットフォームのグローバルリーダーとして、デジタル化を推進するあらゆる規模の企業を支援しています。リモート接続ソリューションである『TeamViewer』は、PC、モバイル端末、工場の機械やロボットなどのデバイスと人、そして場所や時間を問わず世界のユーザーとの接続を可能にし、セキュリティの高いリモートアクセス、サポート、コントロール、コラボレーション機能がいかなるオンライン上のエンドポイントでも利用可能です。個人向けには無償で提供しており、現在の登録者は約64万人。法人は中小企業から大企業まで多様な業種で利用されています。チームビューワーはデバイスの分散化、自動化、ニューノーマルといった環境の変化に柔軟に対応しながらAR、IoT、AIの分野でのDXやイノベーションを主導しています。会社設立以来、『TeamViewer』がダウンロードされているデバイスは現在25億台に達しています。会社設立は2005年。本社はドイツのゲッピンゲン、従業員は全世界で約1,800人以上。2024年度の売上高は約6億7,100万ユーロである。TeamViewer SE(TMV)はフランクフルト証券取引所に上場しており、MADAX株式指数構成銘柄となっています。TeamViewerジャパン株式会社はTeamViewerの日本法人として2018年に設立されました。日本法人のウェブサイトはwww.teamviewer.com.

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