統合のためにセッション内チャットトランスクリプトを提供することで、リモートコントロールセッション中のすべての通信の詳細な記録を保持できます。この機能は、監査目的、企業ポリシーへの準拠の確保、および透明性の向上に不可欠です。

この記事は、すべての Tensor ライセンス所有者に適用されます。

必要条件

監査ログは 、企業レベルで有効にする必要があります。

  1. TeamViewerクライアント内または https://web.teamviewer.com/ でTeamViewerアカウントにサインインします。
  2. 管理者設定に移動します。
  3. 組織の管理セクションで、全般に移動します。
  4. それぞれのトグルをクリックして、イベントログを有効にします。
  5. それぞれのトグルをクリックして、セッション内チャットログを有効にします。

接続レポートを有効にする必要があります

  • 発信接続が自動的に有効になります。
  • 着信接続のポリシーを使用して有効にする必要があります。

サポートされているクライアント

チャットトランスクリプトは現在、WindowsおよびmacOSデバイス上のTeamViewerクライアント間のセッションでサポートされています。

チャットトランスクリプトの仕組み

セッション中のログ記録は、ローカル側および/またはリモート側で自動的に開始されます。

リモートセッション中に投稿されたすべてのチャットメッセージがアップロードされます。

チャットウィンドウが開くと、会社のプライバシー ポリシーに従ってチャットがログ記録されることを通知するメッセージが表示されます。

各メッセージは、暗号化されてクラウドストレージに アップロードされます。

監査ログイベントが送信され、ログ記録が開始されたか、チャットトランスクリプトが失敗したかどうかを示します。

チャットトランスクリプトにアクセスする方法

チャットトランスクリプトにアクセスするには、以下の手順に従ってください。

現在、監査ログの一部として API を介してチャットトランスクリプトにアクセスできます。

発信接続の場合は、URL に対して GET 要求を行います:

http://webapi.teamviewer.com/api/v1/reports/connections/<sessionid>/chat-transcript 

着信接続の場合は、次のURL に対して GET リクエストを行います:

http://webapi.teamviewer.com/api/v1/reports/devices/<sessionid>/chat-transcript 

<sessionid> をセッションの ID  に置き換えます。リクエストを行うには、ベアラートークンが必要です。