TeamViewerは、ブックマークされたデバイスと管理デバイスの2種類のデバイスを提供します。それぞれのタイプは特定の目的に対応し、明確な特徴と機能性を備えています。この記事では、ブックマークされたデバイスと管理されたデバイスの違いについて説明します。
この記事は、すべてのTeamViewerユーザーに適用されます。
ブックマークされたデバイスとは
ブックマークされたデバイスとは、TeamViewer IDを使用して追加されたデバイスです。
これらはあなただけが利用でき、あなたの会社の他の人と共有することはできません。
主に、プロンプトやパスワードを使って素早く接続できるように設計されています。
主な特徴
ブックマークされたデバイスは、管理デバイスと比較して機能が制限されます（下表参照）。
- ブックマークされたデバイスには、プロンプトまたはパスワードを通じてのみ接続できます。
- ブックマークされたデバイスでは、無人アクセスによる接続はできません。
- ブックマークされたデバイスは、デバイス管理者の割り当てやTeamViewerポリシーの適用で管理することはできません。
- ブックマークされたデバイスは、TeamViewerアカウントに無制限に追加できます。
管理デバイスとは
管理デバイスとは、TeamViewerの会社に割り当てられたデバイスのことです。
デバイスを集中管理するための包括的な機能を提供します。
主な特徴
- 管理デバイスは、ブックマークされたデバイスと比較して高度な機能を備えています（下表参照）。
- 管理デバイスは、プロンプト、無人アクセス用の簡易アクセスなど、複数の接続方法をサポートしています。
- 管理デバイスでは、権限を定義できます。
- 管理デバイスでは、TeamViewer ポリシーを使用してデバイスを管理できます。
- 管理デバイスは、Wake-on-LAN 機能を使用してスリープモードから解除することができます。
- 管理デバイスは、一括展開によってデバイスグループに自動的に追加できます。
- 統合されたヘルスチェックと基本的な資産情報は、管理デバイスで利用可能です。
- 管理デバイスの数は、ライセンスによって異なります。(ライセンスの制限を確認するには、このページ ➜ ユーザーとデバイスの管理 ➜ 管理デバイスを参照してください)。