TeamViewer (Classic) Management Consoleでは、簡単かつ安全な環境でライセンス、グループ、モジュール、ユーザーなどを管理するための追加機能を使用できるオンライン企業を作成できます。 

この記事では、マネージメントコンソールでのマスターアカウントの作成や、初めて使用する際の手順に関して、TeamViewerがお勧めする管理方法をご確認いただけます。

この記事では、PremiumまたはCorporate ライセンスを持つユーザーに該当する内容を扱っています。

マスターアカウントでの作業をお勧めする理由

  1. 前任のオンライン企業管理者が退職したり休暇を取ったりした際に、オンライン企業管理者のアカウントにアクセスできないという問題がなくなります。
  2. 1つのマスターアカウントからすべてのグループを作成および共有する方の作業を簡易化します。会社のグループについて、新しい従業員を追加する際に、グループのオーナーに都度確認する必要がなくなり業務の効率が上がります。
  3. 関連するポリシーやカスタムモジュールのある管理対象のデバイスを、集約的に管理して、わかりやすく配置することもできます。

要件

マネージメントコンソールのオンライン企業で、マスターアカウントを使用して作業するには、次の要件を満たす必要があります。

  • TeamViewerのPremium・CorporateまたはTensor ライセンスが必要です。
  • 自分のオンライン企業のTeamViewerマスターアカウントとして使用することのできる個人用でない会社のメールアカウントへのアクセス権限が必要です。

設定方法

企業プロファイルを作成してその機能の利点を活用する以下の設定方法をご覧くださいませ。

💡ヒント:オンライン企業のマスターアカウントを作成する時は、個人用でないメールアドレス ([email protected]など) の使用をお勧めします。

  1. 個人用でないメールアドレスのTeamViewerアカウントでlogin.teamviewer.comにログオンして、ユーザー管理をクリックし、今すぐ始めましょう!を選択します。  
  2. 会社名のフィールドに、使用したいオンライン企業名前を入力して、トライアルの作成と開始をクリックします。
  3. マスターアカウントユーザー名の隣の矢印の右上をクリックし、企業プロファイルのライセンスを認証して、XXX企業プロファイルの名前を管理する➜ ライセンスの追加 ➜ ライセンスキーの入力➜ 保存と選択します。

このマスターアカウントは、TeamViewer ID、TeamViewerアカウント、モジュールの管理に使用することができます。このアカウントから、グループの端末にアクセスできるように、他の社員とグループを共有できます。他の社員のアカウントとグループを共有している場合、その社員がその端末に接続したときに、グループの接続プロトコルを確認することができます (そのアカウントが企業プロファイルの一部である場合)。

オンライン企業に参加する 

マスターアカウントを作成し、オンライン企業を作成した後、自分のメールでアカウントを作成して、これを企業プロファイルに接続することができます。 

📌注意: 会社でTeamViewerを使用するユーザーは、自分のTeamViewerアカウントを取得して、マネージメントコンソールでオンライン企業プロファイルに接続することをお勧めします。

 オンライン企業に参加する方法は2つあります。

  1. ユーザーを追加:このオプションは、追加するユーザーがTeamViewerアカウントを持っていない場合に使用します。
  2. 既存のアカウントを追加:このオプションは、追加するユーザーがすでにTeamViewerアカウントを持っている場合に使用します。

 同僚を企業プロファイルに招待し参加させるには、次の手順に従ってください。

  1. マネージメントコンソールにマスターアカウントでログインします。
  2. ユーザー管理 に移動して、人型アイコンをクリックします。  
  3. ユーザーの追加 または 既存のユーザーの追加のオプションごとに、提示される手順に従います。

📌注意: Active Directoryを使用している場合、他のすべての社員のTeamViewerアカウントを簡単に作成することができます: https://integrate.teamviewer.com/sv/integrate/activedirectory/  

その他のお役立ち情報

さらに、チャネルグループという機能があります。これを利用すると、1つの大きなライセンスを複数のチャネルグループに分割して、実質的に複数の小さなライセンスを使用しているのと同じように作業することができます。これは、大企業において、1つの大きなライセンスで業務を遂行するのに役立ちます。詳細については、こちらでご確認ください