TeamViewerモバイルソフトウェア開発キット(SDK)を使用すると、TeamViewerリモートアクセスおよびリモートコントロール機能をモバイルアプリに統合して、企業のカスタマーサポートサービスを最適化できます。

SDKを使用すると、顧客の端末にGDPRに準拠した安全なアクセスを行うことができます。すべての接続はモバイル端末全体ではなく、会社のアプリ内の情報にアクセスしています。つまり、接続されたサポーターには着信プッシュ通知が表示されません。

この記事は、Tensor Basic、Tensor Pro、またはTensor Support/Tensor Support ConsurrentライセンスとMobile SDKアドオンを使用しているTeamViewerのお客様に適用されます。

条件

会社のアプリでTeamViewer SDKを使用するには、以下の条件を満たしている必要があります。

  • バージョン15.11以降のTeamViewer Tensorライセンス
  • Tensor Basic、Tensor Pro、またはTensor Support/Tensor Support ConsurrentライセンスとMobile SDKアドオンが必要
  • マネージメントコンソールからのSDKトークン
  • 顧客、ユーザー、または従業員向けの独自のアプリ
  • TeamViewer SDKをアプリに統合する開発チーム
  • TeamViewerを介して顧客に接続するサポートスタッフ

リモートアクセス/制御に必要なすべての機能がアプリ内で提供されるため、顧客は個別にインストールする必要はありません。

機能とユーザーエクスペリエンス

機能性に重点を置いており、ホワイトラベルのリモートサポートソリューションをご利用いただけます。

顧客は、TeamViewerをリモートコントロール用のサードパーティ製品として使用していることを認識しません。これにより、ブランドを可能な限り最良の方法で紹介することができ、アプリのワークフローとUIを維持して使用することができます。

モバイルSDKでサポートされている機能のリストは以下の通りです。

  • 画面共有
  • リモコン(Androidのみ)
  • マウスクリック
  • マウス動作
  • SDKからサポーターへのファイル転送

画面共有を除いて、すべての機能はオプションです。

その他の機能も現在開発中です。リリースされ次第ご案内いたします。

SDKを取得する方法

TeamViewerを独自のアプリに統合してシームレスなカスタマーサポートエクスペリエンスを提供することが可能となります。ご興味がございましたらお電話またはサポートチケットよりお問い合わせくださいませ。 担当者よりSDKを個別にご提供いたします。

SDKの統合

TeamViewer サポートチームからSDKを受け取ると、開発チームはTeamViewerを会社のアプリに統合できます。 AndroidアプリへのモバイルSDKの統合例を次に示します: TravelApp

📌TeamViewerの開発チームとサポートチームでは、SDKを統合することが出来かねてしまいますことご了承くださいませ。