この記事では、すべてのライセンスのLinux用TeamViewer (Classic) 12またはそれ以下をご利用のユーザー様に向けたご案内です。

グラフィカルインストール

TeamViewer (Classic)のインストールには、グラフィカルインストーラの使用を推奨します。ダウンロードパッケージをダブルクリックすると、グラフィカルインストーラを呼び出すことができます。

これが当てはまらない場合、例えば、Archive Managerが開く場合などは、代わりにコンテキストメニューを開きます (ダウンロードパッケージを右クリックします)。ご使用のディストリビューションに応じて、パッケージのインストール方法は異なります。例えば、「ソフトウェアインストールで開く」、「GDebiパッケージインストーラで開く」、「Ubuntuソフトウェアセンターで開く」、「QAptパッケージインストーラで開く」などの方法が挙げられます。

RedHat、CentOS、Fedora、SUSE

TeamViewer (Classic)をインストールするためには、teamviewer.i686.rpmパッケージが必要です。そのため、上記のようにグラフィカルインストーラの使用をお勧めします。

コマンドラインからのインストール

コマンドラインを使用する場合、またはグラフィカルインストーラを使用できない場合、次のコマンドのいずれかを管理者として使用することができます:

yum install teamviewer_12.0.xxxxx.i686.rpm 

📌注意: 前提として必要な依存ファイルが存在しない場合、それもインストールされるため、このコマンドをお勧めします。

# on Suse
zypper install teamviewer_12.0.xxxxx.i686.rpm
rpm -i teamviewer_12.0.xxxxx.i686.rpm 

公開キーのダウンロード

存在しない公開キーを「yum」が要求した場合、こちらで公開キーファイルをダウンロードして、管理者として次のコマンドを使用してキーをインポートできます。

rpm --import TeamViewer (Classic)_Linux_PubKey.asc 

公開キーをインポートした後、「yum」コマンドを改めて実行して、TeamViewer rpmをインストールします。

Debian、Mint、Ubuntu、Kubuntu、Xubuntu...

現代的なDEBシステム (32/64ビット) の場合、 teamviewer_i386.debパッケージが必要となります。前述のように、TeamViewer (Classic)のインストールにはグラフィカルインストーラの使用をお勧めします。

コマンドラインからのインストール

コマンドラインの使用を希望する場合、またはグラフィカルインストーラを使用できない場合、次のコマンドのいずれかを管理者として使用することができます:

apt install teamviewer_12.0.xxxxx_i386.deb 

古いシステム (Ubuntu 14.04、Debian 7より前)

このコマンドを実行します。

dpkg -i teamviewer_12.0.xxxxx_i386.deb 

dpkgに必要な依存ファイルが存在しないと表示されている場合、次のコマンドを実行してインストールを完了します。

apt-get install -f 

Multiarchを実装しない古い64ビットDEBシステム (Ubuntu 12.03、Debian 6以前)

teamviewer_amd64.debパッケージをダウンロードします。

インストールには、上記のdpkgとapt-getを使用します:古いシステム (Ubuntu 14.04、Debian 7以下)

📌Multiarchに関する注意: Multiarchサポートを実装する新しい64ビットDEBシステム (Debian 7) では、パッケージia32-libsがこれらのシステムにおいて使用できないため、teamviewer_linux_x64.debをインストールできません。この場合、代わりにteamviewer_12.0.xxxxx_i386.debを使用することができます。

「wrong architecture i386」にエラーが発生する場合、次のコマンドラインを管理者として実行する必要があります:

dpkg --add-architecture i386 
apt-get update 

詳細については、次のURLをご参照ください: http://wiki.debian.org/Multiarch/HOWTO

その他のプラットフォーム

正式にはサポートされていませんが、TeamViewer (Classic)はその他にも多くのディストリビューションで実行することができます。

当社のtar.gzパッケージを使用すると、ディレクトリにファイルのみ作成して抽出することができます。tar.gzパッケージは、TeamViewerが依存するライブラリがインストールされている場合に動作します。

Mandriva/Mageiaでは、TeamViewer (Classic)は、次のコマンドを管理者として実行するとインストールできます。

urpmi --force --allow-nodeps teamviewer_12.0.xxxxx.i686.rpm 

PCLinuxOSでは、TeamViewer (Classic)はリポジトリからインストールできます。パッケージは、PCLinuxOSチームによって提供されます。

エラーメッセージが表示される場合:

TeamViewer デーモンが実行されていません!

TeamViewer を実行する前に、デーモンを起動してください (ルート権限が必要です)「teamviewer – daemon start」

ターミナルウィンドウを開いて、次のコマンドを入力します (ルート権限が必要な可能性があります):

cp /opt/teamviewer/tv_bin/script/teamviewerd.service /etc/init.d/teamviewerd service teamviewerd start 

デーモンを自動的に起動する必要がある場合、次のコマンドを使用してください。

update-rc.d teamviewerd defaults

インストールせずにTeamViewer (Classic)を実行する

tar.gzパッケージはインストールせずに実行することができます。ルート権限も必要ありません。

tar.gzパッケージをダウンロードした後、これをそこから実行したいディレクトリに抽出する必要があります。TeamViewerインスタンスを開始するには、teamviewerをクリックしてください。tar.gzパッケージは、TeamViewer が依存するライブラリがインストールされている場合に動作します。

次のコマンドを管理者として実行すると、失われているライブラリを特定することができます:

tv-setup checklibs